ジャンボリー期間中に3種のスカウトスキルを同じルールで競って日本一を競い合います。
ジャンボリー日本一プログラムは、2022年8月31日をもってプログラムの提供を終了しましたが、新型コロナウイルス感染症蔓延の影響などでジャンボリーを実施できなかった県や団があることを考慮して、ジャンボリー日本一プログラムの仕組みを利用した「スカウト スキル チャレンジ」を引き続き実施します。
各サテライト会場で地域の資源を活用したプログラムを設定します。ハイキング、見学、体験、ゲーム、交流などサテライト会場独自のプログラムを企画します。
ジャンボリー期間中にそれぞれの参加するキャンプを通して、スカウティングにとって大事な「野営生活」をより素晴らしいものするために、全国のスカウトがつながって取り組みます。
① Wonderful Camp(キャンプ生活)
快適で最高のキャンプ生活を目指して便利な野営工作物を作り、簡単・絶品野外料理の開発や、時間通りに作業が進む生活ルールなど、キャンプを快適にするいろいろなアイディア作りに取り組みます。
② Safety First(安全第一)
班で安全や衛生に取り組みます。事故やケガを起こさないためルールや方法を班で話し合って自分たちで考えます。とくに新型コロナウイルス感染予防の方法が大事な課題になります。
③ One for All, All for One(チームワーク)
ジャンボリーには一人一人が仲間のために全力を尽くし、班の最高のチームワークを発揮して参加します。
④ Daily Good Turn(日日の善行)
ジャンボリー期間中には各自がキャンプ生活中に意識して、1 日に1 回以上善行に取り組みます。
ジャンボリーの楽しみの一番は、何といってもたくさんの仲間と交流することです。今回はいろいろな場所から参加するジャンボリーになるので、ITの力を使っていろいろ形で全国の班やキャンプ地で出会った班と交流をできるようにします。自分たちの班や仲間の紹介、活動の自慢、地元紹介などいろいろな情報交換をします。キャンプ地の通信環境が良くない場合でも、キャンプに行く前と終わった後で、交流する方法もあります。例えば、キャンプに行く前にお互いに同じチャレンジすることを決めて、終わってから互いの成果を紹介する方法などです。
ボーイスカウトの活動は社会とのかかわることが大切です。ジャンボリー期間中に、隊や班でキャンプ場周辺や、自分たちが住んでいる地域社会に対して役に立つために何ができるか考えて、貢献活動に取り組みます。地域の課題や問題について、小さなことでも班で協力してできることを考え、実行します。