キリスト教には、大きく分けてカトリック教会、正教会、プロテスタント教会があります。プロテスタント教会は、16世紀の宗教改革によってカトリック教会から分かれ、ヨーロッパで誕生しました。その後のプロテスタント教会は、それぞれの特徴を大切にしながら活動をし、たくさんのグループ(教派)にわかれています。
日本では、戦国時代にカトリック教会がキリスト教を伝えましたが、江戸時代になると禁止されました。明治時代になると禁止が解かれ、欧米のプロテスタント教会もキリスト教を伝えました。それによって、キリスト教が日本の各地に広がり、たくさんの教会が誕生しています。また、キリスト教による教育を建学の精神とする学校も多く建てられています。
日本のプロテスタント教会も、たくさんのグループにわかれていますが、世界のどの教会に共通しているのは、聖書です。また、以下の『使徒信条』と呼ばれる信仰の内容も世界の教会に共通したものです。
『使徒信条』
「わたしは、天地の造り主、全能の父である神を信じます。わたしはそのひとり子、わたしたちの主、イエス・キリストを信じます。主は聖霊によってやどり、おとめマリヤから生まれ、ポンテオ・ピラトのもとで苦しみを受け、十字架につけられ、死んで葬られ、よみにくだり、三日目に死人のうちからよみがえり、天にのぼられました。そして全能の父である神の右に座しておられます。そこからこられて、生きている者と死んでいる者とをさばかれます。わたしは聖霊を信じます。きよい公同の教会、聖徒の交わり、罪のゆるし、からだのよみがえり、永遠のいのちを信じます。アーメン」
礼拝式順序
(1)日本基督教団(キリスト教プロテスタント)の授与基準について
<日本基督教団(昭和59年10月承認、平成24年8月26日改正)>
日本基督教団枚岡教会 クリスチャンスカウト指導者連絡協議会
1.登録完了の1級以上のボーイスカウト、ベンチャースカウト及びローバースカウトであること。
2.キリスト教の歴史と教えを知ること。