立正佼成会

1.立正佼成会の概要

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立正佼成会の本部(大聖堂)は、東京都杉並区和田2丁目11番地1号にあります。
立正佼成会の創立は、昭和13年3月5日です。創立者は庭野日敬(開祖・にわの にっきょう)で、本会の初代会長として永年にわたり会員を導き、全国会員の教化指導にあたると共に世界平和のために努力してきました。そして、平成11年10月4日に入寂しました。
また、創立当時から、副会長として庭野開祖とともに修行し、会員から慈母と慕われたのは、長沼妙佼(ながぬま みょうこう)です。
そして平成3年11月、初代会長より法燈を継承された庭野日鑛(にわの にちこう)が、二代会長として現在私たち会員を導いています。

1.「立正佼成会」の意味
立正佼成会の「立正」とは、この世に正法、すなわち「法華経」の教えをうち立てるという意味。「佼成」とは、人びとと交わり合いながら人格を完成するという意味です。 したがって立正佼成会は、釈尊の悟られた宇宙の大真理を正しく学び、それを実生活の中で実践して、平和な世界を築くことを目的とした在家の仏教集団です。

2.立正佼成会のご本尊と所依の経典
立正佼成会の会員が「ご本尊」と仰ぎ、礼拝する対象は、「久遠実成大恩教主釈迦牟尼世尊」です。 大聖堂に安置してあるご本尊の高さは約6.8メートルで、その体内には、庭野開祖が「一字三禮(いちじさんれい)」の精神で書写された法華三部経10巻が納められています。 ご本尊の光背上部にある多宝塔の中には、真理の証明役である多宝如来のお姿があり、また光背の左右には、脇士である上行、無辺行、浄行、安立行の四大菩薩が配されています。 本会の会員が、依どころとしている経典は「法華三部経」です。この「法華三部経」は、無量義経、妙法蓮華経、仏説観普賢菩薩行法経の三つの経典から成り立っています。

さらに立正佼成会について学びたい方は、教団公式HPまで

2.立正佼成会の宗教儀礼

【立正佼成会宗教儀礼次第】

  1. 開式
  2. お題目三唱
  3. 読経供養
  4. ご講話
  5. お題目三唱
  6. 閉式
佼成スカウトの信条、佼成スカウトソング、各次第の内容についてはこちらを参照してください(外部リンク)

3.宗教章について

1)立正佼成会の授与基準について
<立正佼成会(昭和56年12月承認)>
立正佼成会青年本部 立正佼成会ボーイスカウト指導者協議会

1. 登録完了の1級以上のボーイスカウト、ベンチャースカウト及びローバースカウトであること。
2. 釈尊の伝記と教えを知ること。
3. 立正佼成会の歩みと教義の概要を知ること。
4. 仏教行事を知ること。
5. 礼拝の作法を知り実際に行えること。
6. 立正佼成会の信仰に基づき、地域社会のために奉仕すること。
7. 日常生活の中における教えの実践記録を提出すること。

(2)立正佼成会仏教章の取得について
仏教章の取得や講習会に関する詳細はこちらを参照してください(外部リンク)