浄土真宗本願寺派は今から800年前、鎌倉時代に親鸞聖人によって開かれた宗派です。本山は京都にある西本願寺です。この西本願寺を中心として全国に約1万件のお寺と約1,000万人の門徒がいます。お寺は日本だけではなくハワイ、アメリカ、カナダ、ブラジルなど世界中にあり、浄土真宗の教えの中でスカウト活動が行われています。
浄土真宗の教えの大切なことは、阿弥陀さまのはたらきを知ること(聞くこと)です。阿弥陀さまのはたらきを知ることによって、私が阿弥陀さまの素晴らしさを知り、阿弥陀さまを尊く大切に思う心をいただくことです。
私たちは阿弥陀さまを尊く大切に思う心のあらわれ(感謝)として「南無阿弥陀仏」というお念仏を称えます。
西本願寺(京都)
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スカウト活動では、二通りの宗教儀礼が行われています。
ひとつは、「スカウツオウン・サービス」。もうひとつは、僧侶が導師をつとめる「宗教礼拝」です。
◇浄土真宗本願寺派の仏教章を取得したスカウトによるスカウツオウン・サービスを紹介します。
(1)浄土真宗本願寺派の授与基準について
<浄土真宗本願寺派(昭和52年4月承認)>
浄土真宗本願寺派宗務所組織教化部 浄土真宗本願寺派スカウト指導者会
1.登録完了の1級以上のボーイスカウト、ベンチャースカウト及びローバースカウトであること。
2.釈尊の伝記と教えについて述べること。
3.仏旗と仏教章の意義を知ること。
4.宗派の名、本山の寺号と所在地、本尊の御名、宗祖の御名を知ること。
5.宗祖の伝記について述べること。
6.礼拝の作法を知り、実際に行えること
合掌の仕方 念珠の持ち方 焼香の仕方
7.仏壇の荘厳法を知ること。
8.家庭勤行のできること。
9.儀式に用いる仏教讃歌を歌えること。
10.仏教行事の意義を知ること。
修正会 涅槃会 彼岸会 花まつり 盆会 成道会 報恩講 その他
11.真宗教義の概要を述べること。
12.報恩感謝の生活への実践記録を提出すること。
13.真宗の信仰に基づき、地域社会及び寺院のために奉仕すること。
(2)浄土真宗本願寺派仏教章の取得について
仏教章の指導細目や手続き方法など取得に関する詳細は
こちらを参照してください(外部リンク)